測定には専用ソフトを使用します。

左の画面では、光学イメージによるセル表面の確認や、セル深さ、セルボリューム、スクリーン線数、セル角度、隔壁厚さなどの数値がスキャン後に自動で表示されます。
3D表示モードでは、形状の高さをカラーグラデーションによって表示し、またマウスの操作により自由に方向を変えて見ることが出来ます。例えば、青紫で示された部分が壁面のピーク部分の形状を表しています。逆に赤紫は一番低い個所を示し、アニロックスロールの場合ですと、セルの底となります。
これによって、より視覚的な形でセル内部への残留物、セル形状の不具合、セル壁の摩耗状況など、セルの状態を観察するために役立ちます。

一本のアニロックスローラーのデータをソフト上で時系列で管理することが出来る為、新規購入時から現在にいたるまでの摩耗状況やセルの詰まり具合を確認でき、再研磨や特殊洗浄のタイミングを予測するなど、科学的な管理を行うことが出来ます。
また、光学イメージを見ながら任意の部分の二次元断面グラフの表示と、その部分のRa,Rtなどの表面線粗さも自動で計測することが可能ですので、アニロックスのセル測定以外にも、ロールの表面粗さの確認や製品の局所的な不具合の形状・深さ・大きさなどをすぐさま確認することが可能です。
その他:出力用レポートの作成や、データベース化、データ同士の比較機能など
参考に測定デモ動画をご覧下さい。
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