- ・ドライメカニカルシール
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MECOシールは、回転機用のメカニカルシャフトシールでありドライメカニカルシールの一種といえます。ドライランニングシールですので粉体機器に多くの実績があり、比較的回転数の遅い機器に対して用いられてきております。
グランドパッキンを使った機器に対し、軸封部の改造として取り付ける事が多く、シャフト径が25mm以上であれば、個々の機械に合わせてカスタム設計をすることができます。 - ・二分割構造
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完全な二つ割り構造にて設計されますから取り付けやメンテナンス時にシャフトを機械から抜き取る必要がありません。そのため比較的短時間で取付作業を完了することできます。
回転部品の一部には消耗部品が含まれますが、それらも含めてすべて二分割構造をとりますので、メンテナンス時もシャフトシールのみを分解することでオーバーホールすることができます。 - ・シャフトの振れ許容
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シャフトの軸振れの許容度が大きく、通常でTIR 6mm(±3mm)の振れを受けることができます。
従来型のメカニカルシールでは、対応することが出来ない軸振れの大きい機器、例えばシャフトにかかる荷重が大きなブレンダーや、シャフト自体がたわんでしまった古い機械に設置できる可能性があります。

リボンブレンダーへの設置例
